月ごとのお花
1月から12月まで月ごとに旬を迎えるおすすめのお花をご紹介します。
品のある凛とした立ち姿で春の訪れをいち早く告げるめでたいお花。
世界のトップメゾンの香水にも使われるほど、さわやかで甘い香り。
ひらり風に舞うちょうちょうのようなフリルの花弁が愛らしく。
春の陽ざしを待ちわびる、甘くやわらかな香りと相まってより魅力的に。
ふわっとした薄い花びらが繊細な砂糖菓子みたい。
花名の「ラナン」はラテン語でカエル。
葉っぱがカエルの足に似ているからなんだとか。
1つの茎から枝分かれし、ゆりのような形をした小さな花を咲かせます。
1本飾るだけでも華やかな印象に。
カラーバリエーションも多彩。
じつは長崎県は品質、生産量ともにトップクラス。
長崎から旅立ったカーネーションが日本中のお母さんたちを幸せにしてるってすてき。
バラの花びらを数えたことってありますか?
じつはそのほとんどが5の倍数なんだそう。
最小5枚から多いもので100枚以上つけるものも。
幕末にシーボルトが母国に持ち帰り、ヨーロッパで一大ブームに。
ゆりの女王「カサブランカ」も日本の固有品種を主体に改良されたもの。
太陽に向かって咲く元気いっぱいの夏の風物詩。
定番のビビッドカラーはもちろん、近年はシックで大人っぽいトーンのものも人気です。
欧米で改良された西洋菊の一種。
日本でも「菊を飾ると福が来る」といわれる縁起物です。菊の花に健康や長寿を祈る「重陽の節句」は9月9日。
赤やピンク、黄色にレアな緑をはじめカラーが豊富。
花の咲き方も一重咲きやカール咲きなど多彩で、何百種類もの品種があるんだって。
中央がぷっくり盛り上がった花姿が個性的。
オリジナル品種「ちょんまげ」シリーズなど、長崎には海外からラブコールを贈られる生産者も。
仏花としての印象が強い菊。
芽やつぼみを摘み取り、大きく豪華な一輪になるよう育てられた西洋菊です。
お正月用の飾り花にもぴったり。
県内のオリジナル品種
長崎県内で生産されているオリジナル品種をご紹介します。
ピンクのスプレー咲きの丸い花びらが特徴。
外の花びらから開く「バラ咲き」をするため、開花終わりまで満開状態を長く保ちます。
明紫赤色のスプレー咲きの丸い花弁が特徴。
だいすきと同じバラ咲きで、花数が多い品種です。
スプレー咲きで薄いピンク色、花がとても大きいのが特徴。
花弁数も多くボリュームのある品種です。
スプレー咲きで濃いピンク色の浅検弁の花びら。
花が大きく、花弁数も多い品種です。
浅検弁のスプレー咲きで、白地に赤紫覆輪の花びらが特徴。
茎が硬く、花数の多い品種です。
お花も喜ぶ 花❁知識
お花を暮らしに取り入れるポイントや長く楽しむためのちょっとしたコツなどをご紹介しています。
水に浸かった下葉が腐ることで水が劣化してしまいます。切り口から直接水を取り入れる花にとってはこれが大きな負担に…
水は切り口が浸っていればよいので、花瓶いっぱいに入ないで。なるべく茎を水に浸けないようにすることが長持ちするポイントです。
きれいな花瓶を使うことがお花を長持ちさせる秘訣です。前回花を活けたあとの水を捨てて乾かしただけの花瓶を使うと残った汚れが溶け込んで花持ちを悪くさせる原因になります。
花瓶を使い終わったあとや水替えのついでに洗剤や塩素系漂白剤で汚れを落としておくとお花が元気なまま長持ちします。
花瓶は必ずしも専用のものを用意する必要はありません。雑貨として売られていた容器やオシャレな飲み物が入っていた空き瓶などでもお花を楽しむことができます。
家の中にある身近なアイテムが、お花をおしゃれに引き立ててくれる名脇役へと変身しますよ。
切り口が潰れたり、乾いてしまうと水を吸い上げ切れなくなって花持ちを悪くさせてしまいます。変色がなくても水替えの度に切るのがベストです。
カットする際は切れ味のいい鋏を使って斜めに切るのがポイント。水中でカットする「水切り」がおすすめですが、難しい場合はカットしたあとすぐに水に浸けると良いでしょう。